後悔と、その他もろもろの感傷を込めて/あおい
 
悲しみに 交じりてぼやける 朝の月

苦みをも 掻き消す甘さ 噛締める

言葉より 態度で示せと 枯れ花壇

弧を描く 胸の叫びも 思いでも

切る腹に 宿る命と したたる血

道の先 暗くて見えぬ あなた坂

泣き顔を 枕に押しつけ ひとり夜

決意とは いつも裏腹 目も見れず

朝焼けに 重ねる昨日 憂きふたり

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