枯れた花束をお前の寝床と、俺の胸元に/ホロウ・シカエルボク
 
いけど俺には必要ないのさ、限界の前でバタ足をしているやつらの言うことなんか…頭の中で鳴り続けるメロディ、白昼夢の如くに繰り返される断片的なイメージの中に、俺はいつでも似て非なる色を見る、そいつが俺を更なる変化に向かわせる、棺桶のような寝床は居心地がいいだろう、なんたってそれ以上なにも考える必要が無いんだから、俺には手を合わせて祈ってやることしか出来ないよ、お前の安らかな眠りを、お前の、愚かな潔さを…


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