愛の賛歌/
吉岡ペペロ
津波がこようと
今いるビルが折れようと
ゆうべの孤独や
目覚めてすぐの傷みや不安や
そんなものに襲われようと涙しようと
愛や魂を信じることが出来る
そこには陳腐な刹那しかないのかも知れない
だけどぼくは信じるのだ
あの町の突き抜ける青空のしたであれば愛を
魂を信じることが出来るのだ
津波がこようと
今いるビルが折れようと
ゆうべの孤独や
目覚めてすぐの傷みや不安や
そんなものに襲われようと涙しようと
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