知略崩し/砂木
 
は欲しいと思う。
妄想に対して その妄想とは違う場所に立つ事。
他人の思念に飲み込まれず 自分自身である事。
それは 批評しようという意識を持ち自分の心理状態にも
他人のように眼をむけて・・・ううっ むりかも。
批判ではなく批評精神は 無茶ぶりされる現実の生活の
あらゆる場面において 自分を救うものだと思う。
良いも悪いも闇鍋のなか 毒を喰らわば皿まで ばりばりに
かじりつくしかなくても 御手並み拝見 と気を失いながらでも
つぶやいてみるのだ。何かするならしてみろ そこからが本当の勝負。
そこからどのように事体が動いて行くのか 見定めるのだ。
そして当然書く。ネタ提供ありがとう。で 詩を書く。
生きて行くのに批評精神は大事だと思う と言いたかったのだが
結局は詩にくるまっちゃうのかも。まっ いいか。
あっ これは批評しちゃ だめよだめだめ。今年も未熟ですがよろしくです。
批評は 生活の中であらゆるものに 立ち向かっている。それが詩かな。
いいじゃないのお。うん いいよ。知略は知略であるがゆえに 崩れる。



 



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