さてと/ドクダミ五十号
 
皆様に「あけましておめでとうございます」と
新たな年でございますから私も進歩せねばと
だけれどもそうなのだけれど少しも変わらないと
明日には変われるかもしれないとの希望を抱き
ギラギラとめんたまを光らせつつ
「どうだ?色が違うだろう」と筆を走らせる

狂人に見えるだろうさ
事実狂っている

精神科を訪ねるのは恐ろしい
誰も傷つけない症状だとしても

私をこの世に産んだ二人は
共に精神に異常を来たし
私もその因子を受け継いだとすると
発病はするかもしれない
可能性と確率の問題だろう

だけれども皆さんの新たな年を
お祝いするのに支障はありません

どうか今年も皆様にとって
幸多い事を心から祈ります

謹賀新年
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