空論/余韻
2014.12.25.
何の意味もないように思えるものでも
何かしらの意味があるのだと
そうやって見過ごした そうやって置き去りにした
念を押すように
歴史の塊と対峙して
戦争や革命や知ったかぶって
現代における人種差別も格差社会も
どうしてか親近感がない
ゆとりが流行ればまた あそこの群れも黙るのかな
どうせならそんな空論に僕は並ぼう
毒蛇同士がじゃれ合ってるだけのように見えるニュース
そうやって見過ごすのだから
そうやって置き去りにしてきたのだから
自業自得だろう
常識に唾を垂らす 政治家達の羞恥プレイ
奴らは国民を丸裸にしてる
なんて妄想の螺旋階段 転がってくドミノになりたい
燃えないゴミの日あたり 捨てられないもんかな
この群れもあの群れも
とうぶんダムは出来っこないのだから
水没する町にでも縛り付けてやりたい
そんな空論に僕は並ぼう
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