言葉はいらない、いのちの歌を聴け/南無一
全身で その歌を聴け
それは旋律 それはリズム
たましいにやさしく伝わってくるもの
それこそが いのちの音律
この世に存在するものは みんな歌をうたっている
それは無言の歌
風が うたっている
光が うたっている
眼を閉じて たましいで その歌を聴け
言葉は虚しい 言葉は空々しい
言葉なんかに惑わされるな
あの歌が聴こえるものに 言葉はいらない
風と光にさそわれて 木々の梢も うたいだした
万物とつながっている いのちの歌を聴け
そこにこそ 真理(Providence)が 耀いている
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