imaiti/竹森
、鍵を壊し、あなたを抱き締めます。僕に駆けつけられたあなたがすでに死体だったらなおさら言う事なしです。三度の飯より正露丸が好きって事になってる俺よもう語るな。語るな。いやいや、俺はまだ語るぞ。語るぞ、俺は。あくまで、語る。おいこら、俺は明日死ぬぞ。お前ら俺を止めろよ。おいこら、これがお前らの趣味だろ。お前ら俺に言葉を贈ってみろよコラ。それよりも酒よこせよコラ。てめえ、おい、てめえ、おい。おい。コラ。ちなみに。これは詩だから。俺の思想じゃねえから。とりあえずお前ら全員自分の内臓ほじくり出してそれだけを食って生き長らえて消化されない苦しみを憶えてから呼吸を終えてみせろ俺からは絶対に見える事のない遠い淵で。
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