放心/
keigo
ああ、またも未明の刻
窓の外の東雲に
ぼんやりと
耳を傾けている
また明日
って昨夜見送ったはずが
きまり悪そうに
夜中に起きてきて
つまらなそうにタバコ吸ってる
もうすぐ
朝マックの時間だ、って
おい、まさか食べにゆくではあるまいな?
白んで行く昨日の続きを
迎えるのではなく
もう一眠りして
清々しい朝に軽く挨拶して
出勤するのだ
一日に2回も会社に行きたくは
ないであろう
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