ボクの名画座?映画あ〜じゃこ〜じゃ?第四館/平瀬たかのり
ています。本筋のストーリーはちょっと二時間ドラマ的ではあるのですが。
主人公の刑事は、嫁さんに実家に帰られた「クレイマー・クレイマー」な状態(喩えが古い……)。その描写が濃やかで実にいい。水谷豊って名優だよなってつくづく思う。子役二人の演技も上手くはないんだけど、本当に胸に迫ってくる。あざとさが全くない。
「父親って、親子って、家族って、恋人って、夫婦って、正面から向き合うと、きっと、こんなに切なくって愛おしいものだよな」と思わせてくれる、巨匠が作った一大佳作。
?『青春デンデケデケデケ』(1992)
<監督=大林宣彦、脚本=石森史郎>
これ、確か学生時
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