動力/ドクダミ五十号
 
エンジンは不思議だ
レシプロ(縦を円に変換)
摺動部分にかかるストレス
上至点と軸の関係
ピストンスピードと言う限界
多気筒化と弁機構の限界

洋書からの知識が癪に障る
実際にエンジンを改良するには

僅か50?ので達成できたのは
およそ時速120?だった

新車でも中古でも
私の手元に来たオートバイは
どれも直ぐに分解される
素性を知る為に

趣味が職業になっても
得た知識と指先の連動は損なわれてはいなかった

世間では「神の手」と言われる「オヤジさん」
彼は「しぇからしか!」と嫌っていた
2ストローク1サイクルエンジンの音を響かせ
出勤する私を「
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