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やぶうちあい
長い陣痛から産まれた
奇形の言葉たち
これは
鈍色の羅列
亜麻色のロマンス
可憐な夢夢
愛おしい白痴
醜さを仕事にする詩は
まるで人間のよう
はてどう説明しよう
だれも読まないであろう
何万回でも繰り返す
この透明の詩々を
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