ボクの名画座-映画あ〜じゃこ〜じゃ-第三館/平瀬たかのり
ぎっぷりをもってここにこそ紹介したい。
青春映画は若さゆえの痛みをきちんと描かなくてはならないというのが、わたしの持論。そしてこの作品の持つ痛みこそが青春の痛み。
角川映画のみならず、邦画史上に残る青春映画といってもいいと思います。
?『おもちゃ』(1999)
<監督=深作欣二、脚本=新藤兼人>
原作、脚本=新藤兼人、撮影=木村大作、監督=深作欣二、これで面白いものに仕上げってなきゃ嘘だよな、と思って観はじめたら、やっぱり面白かった。
女優陣は生き生きと体張って演技してるし、かつての京都の色街の裏側もしっかり描けているし、作品世界にどっぷり浸って
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