Such a perfect day./
madyawn
師が
空を跨いるので
キラキラに形を変えた
ガラスをひろう
雲が海を埋めて
あの子と
同じ視界を蹴って
あの頃はまだ
輪郭なんてなかったから
光の腕を曲げながら
息をしていただけなんだ
今は夜行バスの明かりの中で眠る
山の電波塔
モラエスの墓
眼下の古里
夕飯の匂い
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