最初と最後に/
黒髪
人の心が見えたとき
私は生きていけると思った
マシンは唸る
力強く
終わりにゆこう
いや始めに行こう
高揚する心の訴えを聞いて
今まで我慢してきたことは
何かの成果をむすぶだろう
道は続く
飛ばせるだけの広さで
この道は寂しくも鬱陶しくもない
終わることも始まることもきっと同じ気持なのだから
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