ボクの名画座〜映画あ〜じゃこ〜じゃ〜第二館/平瀬たかのり
たかった作品。
25年ぶりに兄が「あの国」から帰ってきた。脳に病を抱えて、監視役の男と共に。その時家族は、友人は……
期待に違わず素晴らしく、大きな余韻と痛みを残す作品でした。
ネタバレになるので多くは書きませんが、主人公の兄といっしょにに一時帰国する女性がいるのですが、その設定が設定だけに、本編ストーリー以上の悲しい顛末になってしまっていて…辛かった。彼女を全くと言っていいほど描かなかったのは、「敢えて」なのかなぁ。
深く、重い一本。かぞくで、ひとりで、ぜひ。
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