居場所/
朧月
どんなに高い山に登っても
ビルにあがっても
下ばかりみてしまう
ちいさくなった車や
家をみてしまう
それなのに地上にいると
空が恋しいなんて
寝ころんでみる
白い雲は
なにも生みはしない
みえない言葉さえも
流れていつか
夜をつれてくるだけ
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