起きていたいと/ドクダミ五十号
 
眠れない
一日中薄暗い
六畳の部屋で
無理矢理に
寝る

常に起きて
目覚めていたい
なんて
若い頃には
願ったものだ

今では安らぎを求めて
眠るのですが
たいていは
悪夢に悩まされ
酷い発汗と
サイケデリックな目眩

それでも安らかな眠りをと
私は寝るのだ
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