水を、ください。/
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真空の夜に溶け出していてさ
どこからどこまでがカラダだかわからん
それから自分って何かと考えていると
それも境界が曖昧で他者も自分だな
そうすると世界は自分と等価になる
もう神様も要らない充溢に気付くのは
病院が消灯じゃなく廃墟だと気付くのと
ほぼ同時だったのでパンも要らない
だから出ることのない芽を囲む囁き
湿った囁きを囲む僕等はきっと、花束だった。
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