【君の瞳が言っている゛わたしに話しかけて゛】※題名無茶ぶりリレーより/ハァモニィベル
話かけて」
彼女は愛おしい彼に、ようやく
告げることができた!何度も 何度も
彼が笑顔で、きみ、に何か話かけた
眩しい笑顔に白い歯で。彼は、何を
言ってるのかしら?
見ることも、話すことも、できる
眼玉のきみ、なのに、ところが、
彼の言葉を聞くための
耳が無いのだった!
目と口はあるから訴えることはできた。
でも、耳が無かった。
でも、きみ、は眼玉だから、
(だから)
泣くことはできた
涙の堕ちたところには
可愛くて黄色い
ステンベルギアの花が
そっと ひとつ、咲いた
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メビウスのリレー詩より。
史上もっとも難しい題名を出すと言われている
るるりらさんによる
題名無茶ぶりによる【タイトル】でした。
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