二〇一四年ノーベル賞を肴に雑感/もっぷ
 
への投資、未来へ拓ける機会の賢明な提供の継続を行ってその上で時期をみてからの発表。絶対にそうするべきだった。彼女に本当に必要なのは急ぎの公けな名誉でもないしそれを受けたという自覚でもない。動かしがたい事実として力のあるかつ平和と真摯に向き合うことのできる大人たちからの命と未来の保護・保証と可能性の限りなく圧倒的な現実こそのはず。賞の名前と賞金という名の衆人環視可能な一時金には彼女の今後にさらなる脅威を呼ぶ危険性だって否定できない。賞をあげたことは良いにしても、とても良いことだとしても何故あしながおじさんになれなかったか。

 文学賞の発表時期・瞬間に関してならばわたしは完全に野次馬と化している
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