訪ねられない朝/
陽向
み込まれていない△がここに
いつも同じ答えに辿り着かされる
孤独感が疾走し 関係ない僕が息切れ
いつまでも いつまでも覚えてる
特別な
悲しみは
いつまでも凍えていて
こっちを見ている
命はあるのか
だったらもっと
言葉を知りたい
僕にください
時計が廻る 時計が廻る
目が覚めた時にはその音は鳴り止んでいた
うねる感情は分裂していて
僕は腐っているのか 発酵しているのか分からないまま 瞼で朝を触った
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