空/花咲風太郎
 
空はいつも

過去も

未来も

いつのときも


空はここに

傍に

遠くに

あたまの上に


変わりゆくのは

君であって

僕であって

僕ら出会って

まじり合って

薄桃色の空の果て

遠いどこかへ溶けていって

僕らはどこから駆けてきたっけ
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