休み明け。/梓ゆい
 
過ぎた日々の足跡を探し

小さな鞄を置いたまま

故郷があるはずの空を眺める・・・・。

今は無い平屋の生家。

よく似た場所を見るたびに

庭で掃除をする母の姿が

私に「お帰り。」と

語りかけてくる。。

(ワタシタチハ、イツデモアナタノミカタデス。。。)

限りある一瞬を思い

大きく伸びをして

今日もまた

職場へと向かうバスに乗る。。

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