山手通りのディスカウントストアで/番田 
 
誰もいない風が隔てるものとは何だろう
僕がそれを感じるとき
道で立ち止まるとき 夢を見た気がする だけど
それは 日曜日の終わりを見せてくる いつも


部屋でテレビをつけると いつも
野球をやっていた 僕は テレビをつけたまま
僕の買ったばかりの水色のふとんを敷いて 眠った 
朝が来るから すぐに僕は ふとんで 目を閉じる


スタバは落ち着かないから休日は入ったことがない
違う店を選ぶのはスタバが落ち着かない店だから
そこに合わない浮いた客がいても 違う店を選ぶために
すぐに出て行くだろう 僕がスタバを通り過ぎるように


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