四国旅行中の夢日記/中川達矢
扉が開いたはずなのに、3階ぐらいの高さから外を俯瞰しているような景色。
地面が少し抉れていて、線路の上で電車が横転している。目の前には救急隊員がおり、片手に何かしらのぬいぐるみを持っている。
「あーあ、君たちが開けてくれないから、○○ちゃんは助からなかったよ」
どうやら犬か何かのいのちを奪ってしまったようだ。
隣の男子のいたずら心で奪われたいのち。
僕は何も言い訳をせず、隣の男子は泣きはじめた。
僕らが乗っていたエレベーターは、足場となっている箱の部分だけが取り出され、紐で吊るされた状態で徐々にしたにおりてゆく。
地上に飛び出せそうな高さになり、外におりてゆく。
僕
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