神様、私貴方がいてくれて本当にうれしい/月山一天
 
まえる、もし神がそうしたいなら
何でもそうなるのに

私、暗闇で一人光なしでは進めず
手を引いてくれる人が必要だと気付いた
確かにこの世は盲目で
皆迷っているよう
見えると言う人々は見えない
そして見えないと言う人は探し当てる
目になってくれる存在はそう決めたのだ

神様、私には結局コントロールできる事に制限があり
明日に脅え、常に絶望に躓きますが
それでも希望に心震わせる事が出来る
それは、私もう一人だけで生きて行けないから
これからは貴方が手を引いてくれるから
神様、私貴方がいてくれて本当にうれしい

私は弱いけれど、貴方は誰よりも強く
私は愚かだけど、貴方は誰よりも賢い

私と貴方が一つならば
恐れ絶望する事はないのだ
真実はいつも隠されていて見えにくいけど
この世に知り得る真実があるなら
私は貴方だと思う

神様、
私貴方がいてくれて本当にうれしい
戻る   Point(7)