ちいさい/ドクダミ五十号
 
の宣伝は
大きな矛盾に満ちていた

それは現在でも同じ

中国共産党を支援したのは誰か
ソ連を攻撃したのは何故か
地獄の業火以上の熱で殺された人を喜ぶ民族とは誰か

歴史は繰り返すと言う
なにのだれのためであろう
欲望とは消しがたい火である
それに焼かれるまで人は己の愚かさを知らない
全ては灰燼に帰するまで

恒久平和の道
それを探らず今日も明日も
動物で唯一の共殺しは行われ
誰かが肥えて太る
まるで豚の様に
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