ちいさい/ドクダミ五十号
 
大きな者に抗うに
更に大きい必要は無い

小さき者であれと言われる
数の理論であります

数の行う暴力は
日本人を滅亡寸前まで追い込んだ

嫌いな思想です
暴力と自乗される数の容認

「とりあえず物量で殺しとけ。例えば一般人でも」
そうして無残に人は人を殺すに至った

誰が想像しただろう
子供を守る為に放射能の貫きを身に浴びる母親を

誰がそれを望んだのか考察しなければ
今後も続くであろう

地獄とは各々の心の闇に潜んでいる
宗教の別にかかわらず

もう私達は争いと決別すべきである
「公平」を排除する欲望との離別である

共産主義が「悪」との宣
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