ちいさい/ドクダミ五十号
大きな者に抗うに
更に大きい必要は無い
小さき者であれと言われる
数の理論であります
数の行う暴力は
日本人を滅亡寸前まで追い込んだ
嫌いな思想です
暴力と自乗される数の容認
「とりあえず物量で殺しとけ。例えば一般人でも」
そうして無残に人は人を殺すに至った
誰が想像しただろう
子供を守る為に放射能の貫きを身に浴びる母親を
誰がそれを望んだのか考察しなければ
今後も続くであろう
地獄とは各々の心の闇に潜んでいる
宗教の別にかかわらず
もう私達は争いと決別すべきである
「公平」を排除する欲望との離別である
共産主義が「悪」との宣
[次のページ]
戻る 編 削 Point(2)