初夏の幻影。/梓ゆい
7月13日
渋谷・新宿・池袋を往復し
アフター5の一時(いっとき)を味わいながら
君の姿を探してみる・・・・。
(東京での生活は、楽しいよりも苦しいだけが多いと感じた日。)
(月が霞めば、泣く女の姿が見えると知った日。)
ースタート地点の向こう側では、いつでも会いたい君がいる。ー
(流れに足を取られ、転んだ日。)
(別れはやってくると、思い知らされた日。)
孤独を感じても
「死にたい。死にたい。」と絶望しても
「お腹がすいた。。」は終わらない。。
戻る 編 削 Point(2)