平原II/tomoaki.t
と伸張がふうけいをおり
まげるのでわずかなみずさえひかってみえる、ゆ
れるくさはわたしのせなかよりずっとうしろに焦
点をあてててをふっているようにみえる、たいよ
うはみあたらないのにあかるさはわずかずつへん
かしてあかるくなったりくらくなったりするもの
のここはずっとまひるにみえる、いくつかのくさ
がわたしのふくのきれはしであるようにみえる、
わたしがどこにいるかはもんだいではない
ここでよみあげられるかずはすべてじゅんばんを
みうしなうから、きりがでてくればふちゃくした
かずがかぜにしたがい配置をかえてなんらかのも
ようがえがかれつづける、それをかずいがいのも
のでけいそくしなければならないから、あらゆる
ものがべつのものとしてあるここで、こきゅうで
はないこきゅうをして、みえるものとみえないも
のと、くさにうつるとりどりのひかりをみていた
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