部屋飲み女子/
朧月
やせたい
やせたい
言うけどさ
やせても現実は変わらない
そんなこと言えないけど
背中越しにそうおもう
まわりの声が気になって
いっぽだすのもためらって
どうしてひとは自分以外の
ひとを気にするのだろう
正しい方へすすめなくて
まがってしまうわたしたち
道しるべはこの風がふきけしてゆく
ためいきつきながら
やせないからだなぜながら
とにかくあるこうよ
わたしとあなたは
まちがいながら
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