ビープ/
nm6
脱ぎ放した靴下のフォルムは流線型だった
2つある
手のひらの皮が剥けていく
郵便局の先が乾燥して
弓のようにゆする足で蹴忘れてしまったことを
シャワーを浴びずに行くべきなのを
ビープ
まっすぐに細く、点を突く音は
誰にも気づかれず軽やかに狂う
明日の予定をひき立てて
スリーピーと交錯して
ならば今日は歯を磨かないままに
デスクライトがあんまり畳を照らすので
丑三時
ぼくをかたどった影は落っこちてしまった
戻る
編
削
Point
(5)