神/山人
の日が書いてあります、是非お越しください」
少しソバージュがかった髪型は今風なのか良く知らない、しかし、その肉感的な後姿は十分すぎるほど俊介にはまぶしく見えた。
名刺には--清新会---と書かれ、事務局:佐伯孝子と記されていた。煩雑な無形の商品を売り込む日常に心身ともに疲れていた俊介は、そこに行くことをすでに決めていた。
一週間後の金曜日、隣接する街の市民センターの中広間が会場であった。明るいロビーで、色んな催し物があるようだ。和服姿だけの集団や、若い世代、俊介のようなサラリーマン風の風体は僅少であった。
この間の佐伯孝子という美しい女は居るのだろうか?すでに清新会という組織の内容
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