ちょっと息抜き物語。。/陽向
ひろしの不満はもはや不満の領域を超えていた
さとしと言う部長の態度が傲慢すぎるのだ
「部長!」
「なんだ、おや?ひろし君、きみが私に何のようがあると言うんだね?」
「私は思うのです…あなた如きが偉そうな口調で部下を扱き回すのは
身の程知らずと言いますか、その、ぷっすいません!」
「何を笑ってるんだよ! すみませんじゃないだろ、何だ貴様、
今何て言った? 余りの衝撃でよく耳に入らなかったよ」
「すみません、言い過ぎました。反省します。要約すると、
周りを蹴落としてきて、たかだが部長止まりお前が何様なん?
と言いたかっただけなのです」
「……バカか? はっ? バカなのか?」
「
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