笛吹き少年の行くえ(3)/Giton
』として昭和初期まで行われていました。」(注:http://www.tohoku21.net/kagura/history/iwate_yamabushi.html)
つまり、神楽は神社で舞うだけでなく、かつての鹿(しし)踊り、剣舞(ばい)や、獅子舞いがそうであったように、町中をめぐって門ごとに演じたのです。}
ところで、この「雪峡」を扱ったおそらく唯一の論文で、富樫均氏は、この“神楽”について、つぎのような理解を示しています:
「神楽は日本の国に最も古くから伝わる神事芸能である。光悦本謡曲・三輪{注=「光悦本(嵯峨本)」は、17世紀はじめに、京都嵯峨の豪商・角倉素庵が琳
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