刹那/
ウデラコウ
れを僕のものにしたいと
必死でその方法を考えていて
宵闇に見せた 君の笑顔が
月明かりをも 霞ませるくらいに
あまりにも 眩しくて
僕は ぼくは
もう 本当に
刹那に生きる ぼくたちに
刹那に抱く この感情を
許してもらえるのならば
どうか
刹那の間で 構わないから
君のその 恒久に色褪せない
何よりも眩しい 微笑みで
どうか
僕を 射抜ききって
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