呼吸には狭間がある/
ホロウ・シカエルボク
未来であり、限りない絶望でもある、ゴールを知らされない長距離走のようなものだ、無自覚ではいけない、無意識に行われなければならない、それは必ず長い戦争になる
朝を迎えるとき、周囲には無数の新しい死体があり、それと同じ数だけの赤子がある、なにをどれだけ拾い上げるのか、それにどんな名前をつけるのか…夜が来るまでにある程度の見当だけはつけておく必要があるだろう。
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