台風の間/
灰泥軽茶
静かな朝だ
車も走っていなくて
風の音色だけがオーケストラのように
小さくなったり
大きくなったりしていて
皆がそれに耳をすましている
今のうちに買いものをすましておこう
気圧のせいか頭痛がするから
食パンを齧って
台風が過ぎるまで眠っていようと横になれば
うつらうつら
外では大合奏が始まっている
戻る
編
削
Point
(7)