嘘つきの星のもとに/まーつん
 
界で遊んだ

 だます相手も
 そのツケを払うのも
 他でもない、自分自身

 彼にとって言葉とは
 夜空に散った
 星と同じ

 様々な色をした
 光の点を線で結んで
 自分だけの、星座を描く

 今夜も
 ベッドに寝転がり
 低い天井に、星空を見る

 その指先で
 星と星とを
 結びつける

 横になって
 動こうとしない身体と
 手を繋いで踊りだす
 沢山の言葉

 寒い生き様を
 創造の火花で温める

 少年の心は
 いずれ
 凍え死ぬのだろうか

 満天に
 夜を燃やす
 



 星明かりの元で









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