夢見る惑星マジックテープオーケストラ/さわ田マヨネ
淡いタイプの夕日が差し込んでいる、すこしやわくなった空間でふわついてた、なにするわけもなくそんなときあるよね、僕はなぜかそんなときがあった『そんなときある派』側の人なんだけど、そんな人なんだけど、はなしてもいいですか、そのときのこと。そのとき僕は、だからまあふわついてたんだけど、ただそれだけだったとそういってしまってよかったんだけど、実はひとりきりでふわついてたのではなくすぐちかくにはひとりの女がいて、私雨が好きなのと急にのたまいだすような女がいて、僕はその女とは初対面なんだけど、初対面なのに私雨が好きなのといきなりはなしかけられて、どうしようって、ふわついてたからそうなるよね、あのときまちがい
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