妄信する肢体 ☆/
atsuchan69
に
あるいは、海の底から鋼鉄のレヴィアタンとともに
あるいは、街行く人の旅行鞄とともに
「再び戦争をする国になることはあり得ない」
という嘘、
または偽装された真実を――
わたしたちはふたたび
信じてしまってもよいだろうか?
「私が安全を保証します。状況はコントロールされています」
二度もトリガーを引いてしまった、
あの夏、ふたつの閃光は、
遠く安穏な未来へと届けられた
きっと誰よりも誠実な裏切りのメッセージだったのに
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