海硝子/
ただのみきや
砕かれたもの
傷つけるもの
時代の浪間に
弄ばれて
俄に湧き上る想い
だが全ては白い泡のよう
摩耗して往く
意思 手足
蒼淡く ひと欠片
砂に埋もれて眠る
《海硝子:2014年7月27日》
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