「なぜ人を殺してはいけないのか?」という疑問に対する問答/りたわめゆ
どうなるか」とか「命を奪うとはどういうことか」とか
要するに「生きものの生き死に」について、その意味や内容を「知っている」のだろうと、推測できるよね。
早い遅いの違いはあるだろうけれど、いずれ人は「生死」について「知る」ときが来る。
感じ方の違いはあるだろうけれど、人は「人の死」について「分かる」ときが来る。
そのことは、君の人生経験がもう既に、証明していることかもしれないし、
人によってはこれから、証明されることなのかもしれないけれど、
たしかに人は間違いなく、例外なく、必然的に「知る」ことになるだろうね。
たとえ、人の本質をつく聡明な質問を問いかけてくれる
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