存在と無存在と実存在と(“存在”の本章として)/HAL
実存在としてきみらが誰かたちのさらにまた違う誰かたちの無存在までを
実存在させられることであり仮想現実がもたらす無存在に対して
言葉の素数でもある存在から無存在と実存在を見分ける数式を導き出し
すべてが実存在となり得る方程式を見つけ出すことが命題となる
そしてその解は詩にとっても必要不可欠な核といっていい本質でもあるのだ
※作者より:読み手の数だけ解決(=解釈)は、あると想います。分からないというのも
ひとつの解決であり、提示はしていませんが、ぼくの解決もそのひとつに過ぎません。
また“異常過ぎる人間はまともに見えるときがある”との言葉は、チャンドラーがフィリップ・マーロフに言わせた言葉を許諾なく借用させて貰いました。
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