からだ/
草野春心
陽の光があふれるところで
あなたのからだを抱いていた
影は こまかい枝のようになって
わたしたちに踏まれている
世界から背をむけてまで
夢見ることを手放してまで
あなたのからだを抱いていた
戻る
編
削
Point
(5)