転勤族のふるさと自慢その5/Dr.Jaco
 
温泉
 ここは混浴が実質男湯になっている。同程度の女湯があるからだ。でも飲泉は混浴
 にしかない。透明のすごく温い湯(30分は浸かれる)と、白濁のあったかい湯の
 2種類。冬はテンも顔を出すらしいが見ていない。イワナがおいしい。側にある谷
 地湿原は草紅葉の季節の夕刻、黄金色に光り輝く。学校の校舎を移築した建物の中
 にはこじんまりした土産屋がある。山ぶどうの乾燥したやつが売っている。

他にも町中の温泉がある。一番のお気に入りを一つ。

○さんない温泉
 全国にも知られた三内丸山遺跡の近く。青森市内なのに、緑っぽく白濁したしょっ
 ぱいお湯がとめどもなく出ている。最近改修したばかりなのに、湯の出口には温泉
 の成分がどっぷり付着。でもなんと言ってもここの名物はやはり「トド寝」である。
 浴槽には余り人はいない。その代わり、周囲には洗面器をまくらに人が放射状に寝
 転がっているのだ。サウナ効果である。「トド寝」の場所を取るのが大変だが、一
 度やったら止められない。

私の言いたいことも一つ。「どうだ、羨ましいだろう。」
ではまた。
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