コンコルド208/GGP
 
コンコルド208に住んでいるあの子のことを考えると
ぼくはぎゅっとした気持ちになって思わずだきしめるんだよ。
でもねえ、コンコルド208はとっても大きなアパルトメンで、
ぼくみたいなちっさいルンペンが近づいたら撃たれるね確実ね。

と言っていた少年は工場に住んでいたんだけど、
その部屋に遊びに行ったけど、けっこう広くてよかったぜ。

と言っていた少年はあの子を犯したからケーサツにおこられたんだ。
たまたま通りがかった僕はあの子を助けたんだけどね。

あのこの目を覗き込む。ちいさな星が見えたけど、その星には
わっかがかかっていなかったので興味はない。
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