反転/
はるな
みていたのは皮膚
あるいは瞳、うなじの汗
でもみえていたのは
世界
あかるい日
部屋のなかで視界をうしなうようなうす甘い幸福
雲ひとつない空のなかに
探したのは影
あの日あなたを知り
みえていたのは世界
みえなくなったのも
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