白い子。/nao
 
まみ。皆して、スナックになった君らを、私の秘めていた本音とかだと思って、毎度、毎度、喜んで食います。相手が人なら、人を使って片付ける。会話という塊が飛び交う時に自分の声も、自分の耳から入ってくるから聞こえる。最近知ったそれは当たり前の事なのでしょう。下腹から口先までの道のりはかなり遠く、私の場合は四半世紀。

君らの鬱陶しい重みに気付くようになってしまい、
そして、振舞える程に逞しくなってしまった。
だから、愛しく想っても、もう、慈しめない。
私は、空白から生まれた、君に会えるかも知れない。
恐らく、君は全身が真っ白いのだろう。
君は、この世に生まれた一番最初の日に、
恐らく、私に、「おはよう。」と言い放つのだろう。

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